子どもが誕生し、脳が完成する10歳くらいまでの
重要な子育て期に、
父親と母親の関係がどうであるかは、
子どもの成長に大きく影響するのは、
間違いないでしょう。
しかし古くから言われているように、
若い夫婦がすぐに
理想的な親になれる訳がないのですよね。
それぞれの育った家庭環境の違いから、
生活スタイル、子育てに対する考え方、
お互いの親との関係のあり方などの違いが、
結婚後次々に明らかになり、
ぎくしゃくしてくるのが普通でしょう。
結婚前の甘い雰囲気など長く続くものではありません。
特に子どもが生まれると母親はその世話に追われ、
夫に対する関心や心配りが少なくなります
逆に夫も子どもは可愛いと思っても、
若く、仕事をしっかり身に付けなければならない時期
なので余裕がありません。
その上母親が仕事を持っているとしたら、
母親の負担は重大で、
夫婦がよほど心を合わせて協力しあわなければ、
子育ては本当に大変なものになってしまいます。
可愛いはずの子どもが重荷になってきたり、
仲むつまじかった夫婦が、
ちょっとしたことでもいらいらし、
嫌悪になったりするのは、
どこの家庭でもありうることだと思います。
我が家も全くその通りで、
生まれや育ちの違いから生じる不満を、
お互いが募らせていたと思います。
特に私は都会から田舎に嫁いできたので、
夫の土地の生活習慣や
価値観が全くわかりませんでした。
また、遠くから嫁いできたので、
よその土地で身内も友達もいない中、
本当に心細い状況でした。
だから夫が頼りなのですが、先にも書いたように、
若い夫もなかなか余裕がなかったし、
また、女がどんな事で苦しんでいるか、
助けて欲しいと思っているか、
若いがゆえにわからないことが多いようでした。
最近の若い夫婦はこの苦痛に耐えられず、
よくよく話し合いをしないうちに
実家に帰ってしまったり、
あげくに別れてしまうことが
多くなっているように思われます。
また、離婚とまではいかなくても、
お互いを本当にわかり合うために、
本音を語り合う、
ぶつかってでもいいから
とことん話し合うということから
逃げているご夫婦も多いように思います。
お互いに深くまで干渉せずに、
生活は形だけ維持しているというような、
個人主義的夫婦も激増しているようですね。
でも、そんな両親の間で、
子どもは「豊かな心」を育て、
心からの笑顔で生活し、
すくすく成長していけるでしょうか。
そんな両親の冷たい関係の中で育つよりは、
親が離婚して
元気な方がより良いということもあるでしょう。
ただ、やはりあきらめるのが
早すぎるのは大問題だと思います。
子どもの親になった限り、
とことんまで本音で向き合い、
ぶつかったとしても話し合うことから
逃げてはだめだと思います。
目の前の子どもの幸せな成長のために、
自分たちは親としてどうあるべきか、
苦しくても努力してでも協力し合い、
今よりよリ良い状態にするにはどうすればいいか、
妥協することなく話し合うべきでしょう。
「子はかすがい」と言いますが、
本当に可愛い子どものためなら、
親は最後まであきらめることなく、
とことん向き合うべきでしょう。
正直、母親は自分が出産したので、
親の自覚が自然と生まれますが、
父親はなかなか
父親という実感がわかない人が多いようです。
若いときは女は精神的には男の人より
「大人」の場合が一般的に多いので、
ここは母親が父親育てもしなければならない、
男の人が父親らしくなるように
お膳立てをしなければならないように思います。
「母強し」にならなくては、家庭は維持できません。
そうやって父親育てをしているうちに、
ある時男の人は、びっくりするほど男らしく
頼りがいのある立派な父親になります。
その時まで女が強靱な精神で辛抱強く、
子育てと父親育てを続けられるかが分かれ道なのです。
今はすぐに自分の実家の親に
なんでもかんでも頼る女性がいますが、
本当に夫婦で成長したければ、
それは最低限にとどめるべきでしょう。
何がなんでも頼りなのは夫、
パートーナーである夫が一番なのだという
信念がぶれなければ、
今時の父親でも、
奇跡のように変わってくれるし、
命をかけて家族を守ってくれると思います。
家族を作り、維持するのは、
並大抵のことではないと思われます。
本当に命がけの仕事といっても過言ではないですね。
我が子の笑顔は、両親が最後まであきらめずに
向き合おうとすることが重要だ思います。
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