娘のうそに驚愕し家の玄関でブチぎれた冬の朝

子育て

娘が小学校4年生の時、
雪が舞うような冬の日の寒い朝
私はいつものように学校へ行く娘を
玄関で見送ろうとしました。
そしてその日、何気ない日常が娘にとって、
恐怖の時間になってしまったのです。

その日はとても寒い朝で、
娘はフード付きの子供用のコートを着て、
ランドセルを背負っていました。
そして冷たい朝なので、
コートの片方のポケットには手袋が入っていて、
外からは何が入っているのかわかりませんが、
ぷっくりとポケットがふくらんでいたのです。

私は最近ちょっとずぼらになってきて、
ハンカチを持たずに学校に行く娘のことが気になって、
「ハンカチ持った?」と尋ねました。
ハンカチは玄関のミニダンスの中に入っていて、
子どもが自分たちですぐに
取り出せるようにしていました。

すると娘は、自分のコートのポケットが
片方ぷっくりとふくらんでいるのをちらっと見て、
片手でポケットを2度パンパンとはたくと、
「ほら、入ってるやん!」と私に向かって、
得意げに言い放ったのです。

そのふてぶてしい嘘のつき方に、
私は本気で愕然とし、そしてブチ切れました。
早朝だというのに
私の放った恐怖の怒声は玄関に響き渡り、
娘は直立不動で私を見つめていました。

私はその娘の嘘のつき方を
どうしても許すことができなかったのです。

「ハンカチを持ってる?」と聞かれた時、
ポケットのふくらみをはたかず、
「持っている」と嘘をついただけでは、
私はそれほど怒りもしなかったでしょう。
本当は「あっ、忘れてた!」と
娘に言って欲しかったですが、
「持っている」と嘘をついたとしても、
あきれながら
「こらっ!嘘をつくな。
 ちゃんと持っていきなさい。」
とたしなめるくらいだったでしょう。

私が許せなかったのは、
娘がポケットのふくらみを使えば人をダマせる、
と一瞬でも思ったそのずる賢い感じが、
たまらなく嫌だったのです。
これを使えばごまかせる、
これを使えば人をダマせる、
なんてことを考える人間に、
どうしてもなってほしくなかったのです。
今スルーすると、それが当たり前になり、
それこそ大人になって、
どんな小賢しいことを
考えるようになるかもしれません。
ちょっとした出来心で
刑事事件にかかわってしまうかもしれません。

娘とのこのような攻防は1度だけではなく、
何度か繰り返され呆れることがありました。
長男の時にびっくりすることに慣れたのか、
2人目の娘の時は心構えがありましたが、
たとえ面倒であっても、
やはり見過ごせないことには丁寧に
対処していくことが大切だと思います。

過激な母だと思われるかもしれませんが、
大人になった娘を見ていると、
無駄ではなかったと私は思います。
娘は今、私以上に何倍も感じのいい
可愛い女性であると、
親バカながら思っています。

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